ロックのお魚ソングもありました
この曲は2010年にシングルのカップリングで発売されました。Chageと言いますとASKAと共に音楽をやっていたというイメージが強いですが、事実上それは解散して二人はそれぞれ一人でミュージシャンをやっています。解散前からもChageはASKAとは別にユニットを組んだり、ソロでやったりしていました。
その中の一曲が「無敵の海へ The Fishes」です。歌詞の内容に触れると「マグロ」など具体的な魚の名前は登場していませんが、広大な海を泳ぐ魚達と重ね合わせて、広々とした世界とそれに伴う夢及び自由に思いを馳せるものとなっています。曲の長さは5分半、テンポは速すぎず遅すぎずの中庸で、ゆったりとお魚が泳ぎ波を打つ海を描写する趣旨の歌詞とも非常に合っています。ロックの曲調でChage特有の刺々しいリズムで海の力強さと同時に、果てしない広がる壮大さも彷彿させます。
Chageのソロ活動は世間的には注目されませんが、お魚ロックとも呼べる佳曲を作っていると言えましょうか。