外来魚は
食べて駆除
YouTubeでも調理動画は多数!
日本に住み着いた外国の魚と言えば、ブラックバスを筆頭に挙げる方も多いかと思います。趣味で釣りをする人にも人気です。
しかし、ご存知の通りその魚も脅威的な外来種に指定され環境問題を引き起こしています。金魚やコイなど沢山の外来種が日本に住み着いています。
現在では、ブラックバスのように指定外来種を生きたまま運搬したり、飼育したり放流したりすると犯罪となります。それがもとで逮捕者が出た事例もありますので、ご注意ください。
大きな体と生命力は釣り人に人気がある事も、生態系を脅かす事もこの写真から分かります。
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どのようにして駆除してる?
外来種のいる所に出向いて捕えます。
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地道に釣る!
琵琶湖では、専用のバケツがありそこに釣れた外来魚を入れているそうです。
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道具を使う!
自分で潜る時の装具を着用して、卵を探したり網などの道具を使って一気に捕まえます。捕らえた後は生きたままの運搬が違法になる、食べるには臭みを取らなきゃいけないなどの下準備があるので注意です。
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食べる!
外来魚は元々、食用で輸入された品種もあり、それを食べて駆除する動きもあります。捕まえた後は人間が食べますし、それを給食にしている自治体もあります。錦鯉の養殖業者の人も見た目が悪いなどで出荷できない固体に関しては、放流せずに食べていると聞いています。
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食料自給率に貢献!
現在の日本の食料自給率は4割にも満たないと言われています。しかもコロナで肝心な食料が輸入できなくなった時の事も考えなくてはいけません。農業は勿論の事、生き延びる為に外来魚を食べる事も貴重な手段となります。
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色々な料理になる!
YouTubeやクックパッドをご覧になれば、外来魚を調理する方法が色々と出てきます。不味そうというイメージから一転して、見ていて食べたくなりますよ。ただし、寄生虫の問題もあるので、生食の際は要注意です。
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お店で販売も!
琵琶湖博物館の飲食店では、ブラックバスの天丼が食べられます。東京都では下北沢で食べられるそうです。そうやって外来種を食に活かして駆除するのは生態系保全の観点から意義のある事なのです。色々な人が駆除して、それを食用にして食べれば、立派な社会貢献の経済ができます。
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駆除したら固有種を増やそう!
食べ過ぎて外来種がいなくなったら、今度はもともと日本にいた固有種の魚を増やします。その数が十分になったら、絶滅させない範囲で食べるようにしましょう。
外来種を調理する動画
ブラックバス以外の品種も登場です